著作権について

そもそも著作権って何?

知的財産を保護する権利を「著作権」といいます。
日本では現在、小説はもちろん、写真、イラストなど様々な知的財産に適用されています。
著作物が生み出されたその瞬間が、著作権が生まれた瞬間になります。

ドリーム小説の公開に注意が必要な理由

自身が考えたキャラクターで制作するオリジナル作品を除き、原作が存在するキャラクターや世界観、ストーリーを利用した多くの同人活動含むドリーム小説の場合、二次創作物となります。

現在、著作権の保護のため多くの出版社がこの二次創作物の公開を禁止しており、本来であれば二次創作物の公開が出来ません。

では何故、多くの二次創作サイトが公開されているのか。一概には言えませんが多くの場合、著作権元にファン活動の一種とみなされ、黙認していただいているからにすぎません。

ただし、黙認=承諾ではありません。このことを念頭において活動していかなければなりません。

著作権に関するリンク

各制作会社の著作権に関する扱い

創設者・椎名春日さまや訪問者の方々が調べてくださった掲載当時の情報です。現在では規約が変更されている可能性があります。
その他の会社についても分かり次第掲載したいと思います。

小学館(名探偵コナン等サンデー系)

要約:二次作品全面禁止

  1. 出版物をコピー(一部及び全部)の掲載禁止
  2. 出版物の内容(一部及び全部)や要約の掲載禁止
  3. 二次小説や自作イラストの掲載禁止
  4. 出版物のキャラクターをフリーソフトやアイコン、壁紙等にしての掲載禁止

 

講談社(マガジン系)

要約:二次作品申請許可制

  1. 出版物をコピー(一部及び全部)の掲載禁止
  2. 出版物の内容(一部及び全部)や要約の掲載禁止
  3. 二次小説や自作イラストの掲載禁止
  4. 出版物のキャラクターをフリーソフトやアイコン、壁紙等にしての掲載禁止

 

サンライズ(犬夜叉、ガンダム等のアニメーション)

要約:二次作品禁止(例外あり)

  1. 二次小説や自作イラストの掲載禁止
  2. 出版物のキャラクターをフリーソフトやアイコン、壁紙等にしての掲載禁止(サンライズが運営しているプロバイダのホームページ領域内のみ、自作の二次小説やイラストの展示可能)

 

白泉社(花とゆめ等)

要約:二次作品全面禁止

  1. 出版物をコピー(一部及び全部)の掲載禁止
  2. 二次小説や自作イラストの掲載禁止
  3. 出版物のキャラクターをフリーソフトやアイコン、壁紙等にしての掲載禁止

 

メディアワークス(電撃文庫等)

要約:趣味の範囲内であれば制限なし

  1. 個人または同人サークル等で制作される場合、趣味の範囲内であれば制限なし
  2. 制作物に関してメディアワークスは関知しない

 

ブロッコリー(うたプリ、神々の悪戯等)

要約:非営利目的、私的配布であれば問題なし

  1. 対価を得てグッズを販売する行為は禁止
  2. コンテンツのイメージを逸脱する、キャラクターのイメージを損なう内容のものは控える
  3. 公式画像は著作権者表示と再利用禁止を明記する

 

肖像権について

マンガやアニメではなく、芸能人のドリーム小説を扱っている方もいると思います。
上記でマンガなどの二次創作について触れたように、芸能人には肖像権・パブリシティ権というものが存在します。
テレビで週刊誌と肖像権問題を起こしているのを見かけたことはないでしょうか?
この問題については

で詳しく解説されています。こちらを参考にすると宜しいと思います。