ドリーム小説とはどういったものか、概要は理解されたかと思います。
では、肝心のドリーム小説はどうやって作るのでしょうか?
ここではドリーム小説作成の工程を簡単に紹介させて頂きます。
必要となるもの
- 小説本文を書くために必要なテキストエディタ
- 名前を変換するスクリプト
テキストエディタについて
まず、小説本文が必要になります。 テキストエディタにて小説を制作しましょう。
これはみなさまの想像力や文章力で素晴らしい小説を書き上げてくださいませ。
名前の変換をする箇所は、苗字名前、としたり、オリジナルの名前を付けていてもかまいません。
テキストエディタはお使いのパソコンに内蔵されているWindowsのメモ帳で構いませんが、保存の際には必ず文字コードを「UTF-8」へ変更してから保存してください。
これはメモ帳の基本文字コードが現在のホームページ制作の基準である文字コードに対応していないため、文字化けが生じる可能性があるためです。
もし、WEBサイトを開くことを考えているのであれば、文字コードの変更ができるフリーまたは有償のテキストエディターを使うことを進めています。
名前変換するスクリプトについて
現在、様々な方法でドリーム小説を制作することができます。
- Y’z Atelier
- alevirita
- YumeTemp
- ドリーム小説用ウェブサーバーを利用する
オススメはY’z Atelierで配布されているaliceです。サイト内で配布されているテンプレートとalice一括変換を利用することで簡単に制作できます。
サイト内でFC2無料サーバーを利用してホームページを制作するまでの過程が記されていますので、サイト開設したい方はお勧めのツールです。
aleviritaで配布されているdream.phpはphpが利用できるサーバー専用のシステムです。
JavaScriptやCookieを利用出来ない環境であっても、ドリーム小説を読んでもらうことができます。DreamMakerで保存されたCookieをそのままdream.phpに変換して利用することができます。
YumeTempはSNSツールの一つTumblrを利用してドリーム小説を作る方法を提示しています。
こちらもサイト内で配布されているTumblrのテーマを利用することで簡単にドリーム小説を制作することができます。
名前変換の機能を備えたウェブサーバーを利用するのも一つの手です。
ALICE+やフォレストページ+など、ドリーム小説を公開することに特化したサーバーもありますので、これを利用することで容易に名前変換機能を備え付けることができます。
DreamMakerを利用する場合の注意
長年ドリーム小説で利用される名前変換スクリプトとして、多くの方に利用されているDreamMakerですが、長年アップデートがされておらず、今後HTML基準の変更と共に利用できなくなる可能性があります。
とても容易にドリーム小説が制作できますので、今でも多くの方に愛用されていますが、出来れば前出のいずれかの方法にて制作されることをお勧めしています。
DreamMaker内のドリーム小説自動作成CGIを利用される場合には、文字コードは「UTF-8」に変更する必要はありません。メモ帳を利用される場合には、通常の文字コード「ANSI」で保存してください。
ドリーム小説を公開しよう!とその前に
制作したドリーム小説をWEB上に公開したいと考えた場合、注意が必要になります。それが著作権に関する問題です。次のページでは、著作権について説明しています。
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